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ジャズとロックの融合!シカゴ

初めてクエスチョンズ67/68を聞いてぶっ飛んだ!キラキラ輝くブラスセクションにグイグイ迫るロックビート、華麗で力強いタッチのピアノ、それらが一体となってドラマティックな曲構成の中を縦横無尽に駆け巡る。 出会ったのは1969年小学6年生の時。ジャズのビッグバンドがロックと融合するという全く新しいコンセプトで現れたシカゴ。1960年代後半のアメリカはベトナム戦争の泥沼化、政治腐敗などを背景にヒッピー、ドラッグ、フラワームーブメントなどが台頭する中、健全正統反社会派ロックバンドとして独自のスタイルを確立していった。
1972年5枚目のアルバムからリリースされた「サタデイ・イン・ザ・パーク」はシカゴ永遠の名曲!バッ、バッ、ババ~ンと力強いロバートラムのピアノが鳴り響くと今でも胸がワクワクする。1978年にオリジナル・メンバーのテリー・キャスがこともあろうに本物のロシアンルーレットで他界。バンドの足元が揺らぎ一時低迷するが82年、"素直になれなくて"が大ヒットし再び脚光を浴びる。ということになっているが、バラード主体の成熟したシカゴには興味がなくなり、前述した「サタデイ~」以降すっかり聞かなくなってしまったが、オリジナルアルバムは20枚以上。デビュー以来35年以上ブラスロックというスタイルで独自の地位を築いていった。

ブラスロックといえば「黒い炎」で衝撃的なデビューを飾ったチェイスは2枚目のアルバム発表直後、なんとツアー途中のチャーター機が墜落という不慮の事故に見舞われ帰らぬ人達となってしまった。BS&T(ブラッドスェットアンドティアーズ)という燻し銀ののようなバンドやピックアップザピーセスでソウルフルなヒットナンバーを提供したアベレージホワイトバンドだって良く聞いていた。昔は意外にあったよね。ブラスロックって。

(たぶん)シカゴは今でも現役で活動しているそうで最近の写真を拾ってきた。少々老けたけど皆良い人って感じだが、誰が誰やらさっぱり分からん(笑)。アースウィンドアンドファイアー(左下の写真。こちらも息長い)ともセッションしたそーで。意気軒昂何よりです。
思い出した!中学生の頃シカゴ(Chicago)のロゴをノートの切れ端にいくつも書いてたっけ。


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# by starsol | 2005-06-20 12:43 | 音楽編

ビートルズは語れない

時は1970年の秋、テレビのCMから流れてきた「レットイットビー」。ピアノを弾き語るひげもじゃのポール、どこかうだつのあがらない風体のジョン、淡々と無表情にドラムをたたくリンゴ、中途半端なさわやか笑顔のジョージ。解散が決まっていた4人の素顔はどこか虚ろで神々しくもくすんだ光を放っている。私のビートルズを辿る道はここから始まった。
高度な音楽性、文化、哲学、などなどビートルズファンなら誰もが経験したであろう聞けば聞くほど深みにはまる道。とにかくカッコイイ!美しい!楽しい!素晴らしい!言葉が足りない!一曲一曲への想い入れが増すばかり。ビートルズを知って本当に良かった!世界中に1億人のファン、ほとんどの曲を歌える人1千万人、全ての歌詞を知っている人100万人!好きな曲は?と聞かれたらどーしても譲れない曲が100曲は出てきます。試しに「ウィズザビートルズ」から「レットイットビー」まで200曲余り・・・聞いちゃいました!何度聞いても良いものは良い!一枚一枚アルバムジャケットを見ていると当時の出来事や空気感、楽しかったことや悲しかったこと、匂いまでも思い出します。初めての就職試験でも「尊敬する人はジョンレノン」と答えました(赤面)。とにかくビートルズはトコトン好き。それでもたぶん・・・自分はヒイキ目にみても多分3千万番目くらい。だから恐れ多くて語れない。

オフィシャルサイトからビートルズを愛する方々が運営するサイトは日本だけでも100を越え、当然それらと肩を並べよーなどとはとてもとても出来ません。聞きたいときに聞く。ただそれだけで幸せ!ありがとうビートルズ!
いずれ子供と一緒に歌ったり演奏するのが夢です。まだ2歳だけど・・・
# by starsol | 2004-12-10 01:54 | 音楽編

まさにショッキングブルー ヴィーナス

まさにショッキングブルー ヴィーナス_c0009712_1525343.gif
ジャカジャカジャンジャカジャカジャン~!あ、がでさなまんてんとっぷ!である!オランダ人である!生ギターのかっこいいリフに始まり、ズバン!とはいるドラムとエレキサウンド!1970年当時私は小学校5年生。友人宅で高級家具調ステレオ(懐かし~い)から大音量で流れてきたのはヴィーナス。自宅にステレオも無いまま生まれて初めてレコードを買い、毎日ジャケットを眺め、枕もとに置いて寝ていたっけ。60年代後半サンフランシスコに端を発すフラワー・ムーヴメント。ドアーズ、ジェファーソンエアプレイン、ヒッピー、マリファナ、サイケデリック、反戦運動、ビートルズ解散、などなどこの時代の音楽にまつわるキーワードはどこか退廃的でありながら同世代への強いメッセージを発し・・・など小学生だった自分には全く無関係!とにかく純真無垢(笑)な一人の人生を一変させた一曲。まさにショッキングな出来事。以来すっかりロック人間になったことは言うまでも無い。当時友人や親に「好きなアイドルは?」って聞かれて「マリスカベレスっ!」って・・・こまっちゃくれたガキのまま20歳くらいまで恋焦がれていたよーな・・・。今どーしているんだろう(現在推定55歳?)。当時、彼女にイカれた人集まれ~っ!
1986年にバナナラマ、同年日本ではアイドル歌手だった長山洋子(今じゃすっかり演歌の大御所)もカバーし、今でもちょくちょく歌番組のセッションで取り上げられるが、やはりオリジナルを是非お試しあれ!マリスカベレスのセクシーな声とミョ-にかっこいいドラムは今聞いてもシビレます。B面にカップリングされた「ホットサンド」はこれまた隠れた名曲!強烈なビートにシタールのビヨヨ~ンな響きはまさにサイケデリック!(これまた懐かしいお言葉)
# by starsol | 2004-12-09 01:57 | 音楽編